海洋プラスチックゴミとは
海洋プラスチックゴミとは文字通り「海に流れ出たプラスチックのゴミ」になります。
近年スーパーなどで有料になったビニール袋などもプラスチックゴミの原因の1つです。
そして、これらは海洋生物や我々人間にとっても非常に悪影響を及ぼす存在となっています。
海洋プラスチックゴミが与える影響
海洋プラスチックゴミが与える影響として、まず「海洋生物」への被害が挙げられます。
先程のレジ袋を例にあげると、ウミガメなどの海洋生物がビニール袋をクラゲだと思って食べてしまうといったことが起こっています。
また、ビニール袋の他にもプラスチックゴミを餌と勘違いして食べてしまい内臓に傷がついたり、プラスチックに含まれる有毒な化学物質の影響で子孫を残しにくくなり、最悪の場合死んでしまうというケースも少なくはありません。
そして我々人間にも例外ではなく、有毒な科学物質食べて蓄積してしまった海洋生物を人間が食べることで体に悪影響が及ぶということもあるのです。
どんなものが海洋プラスチックゴミになるのか
海洋プラスチックゴミと言われればどんなものを思い浮かべますか?
多くの方は「ビニール袋」「おにぎりやコンビニ弁当の入れ物」「プラスチックスプーンやフォーク」など身近でよく使うものを想像すると思います。
もちろんそれらも海に流れれば海洋プラスチックゴミとなるのですが、実は特に問題になっているのは1センチ未満の海洋プラスチックゴミなのです。
これらは小さいためになかなか回収もできず、先程解説した通り海洋生物がエサと間違えて食べてしまう為非常に危険視されています。
ある意味大きなものよりも厄介と言えるでしょう。
個人でできる対策
海洋生物や我々人間にとっても非常に問題となっている海洋プラスチックゴミ、出来れば小さなことでもなにか力になりたいですよね。
しかし、我々個人でできることはあるのでしょうか?
これについては1つ大きな貢献をすることが可能になります。
それは「ゴミはゴミ箱に捨てる」ということです。当たり前のことですし非常に簡単ですよね。しかしそれが出来てない為に現在様々なプラスチックのゴミが海へと流れ出いき海洋プラスチックゴミとなってしまいました。
しかし元を辿ればしっかりとゴミとして処理していれば起こらなかったこととも言えます。
とても小さなことですが、ゴミをゴミ箱に捨てるだけで「海洋プラスチックゴミが増加しない」というのは非常に大きなことではないでしょうか?
海に暮らす生物達のためにも、我々人間のためにも、しっかりゴミはゴミ箱へ捨てて地球環境を守っていきましょう。
以下の記事で続きでも海洋プラスチックについて紹介しています。