2015年の気候論文にデータ改ざん無し
No Data Manipulation in 2015 Climate Study, Researchers Say

イギリスのタブロイド紙「The Mail on Sunday」の記事にてDavid Rose記者が記す「驚くべき証拠」によると、NOAA(アメリカ海洋大気庁)は「地球温暖化を誇張し、気候変動に関する歴史的なパリ協定の時期調整に影響した画期的論文の出版を急がせた」

引用・訳元 The New York Times:https://www.nytimes.com/2017/02/07/science/2015-climate-study-data.html

2015年の論文とは何かというということですが、

21世紀になり地球温暖化への関心も高まってきている中で、実はデータを取ってみると地球温暖化がここ最近緩やかになってきているのではないか、という論文が2013年に発表されていたようです。

これに対して、National Centers for Environmental Information(NOAAの機関)のThomas R. Karl氏らが2015年に論文を発表し、温暖化の停滞は起きていないとして前の論文を否定したようです。(より信頼できる手法で取得した新しいデータセットで見るとずっと温暖化してるとのこと)これが今回のタイトルの論文。

またまたこのKarl氏の論文に対し、同センターでデータに関わっていたDr. Bates氏が、「未検証の」データを使用していると批判したそうです。告発みたいな感じですかね。

さらにこの批判に対し、NOAA海洋データのレビュー著者のHausfather博士が人工衛星から新しく独立のデータをとってKarl氏のデータと比較した論文を発表し、よくマッチしていた=Karl氏のデータの信憑性は有りだと論じたようです。

地球温暖化に関しては、世の中では温暖化が進行していることは確定事項として政策なども進んでいるように見受けられますが、科学者の中では結構賛否があるような印象を受けます。

私も大学で地球物理学(だったけかな…)の講義を受けていた時、担当の教授は反地球温暖化らしく、気候変動のグラフを見せて温暖化と判断できないという話を聞きました。

たしか講義を受けたのは2015年以前なので、その時のグラフが信憑性が怪しいNOAAのデータの可能性もあるのですが….

そもそもの基礎データを取るところが曖昧だと、それに基づいて議論している方達が非常にやりにくいですね。(というか、地球規模の長期間のデータになるなので難しいのだと思う)

で、そのまた曖昧なところを根拠に政治も決まっていくんだから怖いものですね…

こっちのほうが色々詳しいかな…

参考

NOAA(アメリカ海洋大気庁):http://www.noaa.gov